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食用油の不当表示商品リスト、「誤り」と撤回


ニュース 食品 作成日:2013年10月31日_記事番号:T00046733

食用油の不当表示商品リスト、「誤り」と撤回

 衛生福利部食品薬物管理署(FDA)は30日午後、商品表示とは異なる原料油を使用したとみられる食用油37種類のリストを各地の衛生局に文書で通達し、店頭からの撤去を求めたが、通達後にリストに誤りがあったとして、内容を撤回していたことが分かった。衛生福利部の許銘能常務次長は「公文書の処理プロセスに慎重さを欠いた」と陳謝した。31日付蘋果日報が報じた。


ミスの責任を許次長に問う声もある(30日=中央社)

 リストにはこれまでに問題が指摘された大統長基食品廠、富味郷食品だけでなく、複数の有名メーカーの商品が含まれていた。

 食品薬物管理署は当初、問題の商品リストを31日に対外的に発表する予定だった。許次長は「31日に調査結果を発表するが、(30日に)流出した業者リストに含まれていた業者が31日のリストに含まれていなかった場合には、国家賠償を請求できる」と説明した。

 許次長の説明によれば、30日の通達文書はあくまで検査対象品目のリストであり、調査はまだ完了していなかった。同署はメーカーに配慮してリストを31日まで公表しない構えだったが、署内の意思疎通に問題があり、本来外部に流出すべきではないリストが通達という形で流出した格好だ。