ニュース 電子 作成日:2013年10月31日_記事番号:T00046737
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が30日に発表した第3四半期の連結純利益は25億1,000万台湾元(約84億円)と、前期比37%減だった。彭双浪総経理は、第3四半期は需要期ながら盛り上がらず、「まるで台風来襲後すぐに冬が到来したようだ」と述べた。31日付工商時報が報じた。
彭総経理は、パネル価格下落が赤字に直結するわけでないと強調した(30日=中央社)
彭総経理は、第3四半期の在庫は過去3年で最低だったと指摘。黒字維持が最大の目標だと強調した。第3四半期の連結売上高は前期比4.7%減の1,070億8,100万元だった。
同社は、非需要期の第4四半期の、大型パネル出荷は同5~9%減、中小型パネルは同10%以上減と予測した。受注状況に応じて設備稼働率を調整し、年次保守を12月に行う計画だ。
彭総経理は、第4四半期は超高解像度4K2Kテレビ用などハイエンド製品に注力すると述べた。超高解像度4K2Kテレビ出荷台数は今年世界市場全体で100万台以上、来年は600万~700万台が見込まれ、同社は来年4K2Kパネルがテレビ用パネル出荷全体の10%まで高まると予測した。
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