ニュース 社会 作成日:2013年11月1日_記事番号:T00046744
中央気象局の観測によると、31日午後8時2分(台湾時間)ごろ、東部の花蓮県瑞穂郷を震源とするマグニチュード(M)6.3の強い地震があり、台湾全土で揺れを感じた。震源の深さは19.5キロメートルだった。1日付蘋果日報が報じた。
桃園国際空港では第2ターミナルのロビーの天井が一部剥がれ落ちた(31日=中央社)
各地の主な震度(台湾の震度階級は日本とは異なる)は、▽震度6=花蓮県紅葉▽震度5=花蓮市、南投県合歓山、宜蘭県南山▽震度4=嘉義県阿里山、台東県長浜、桃園県桃園市、同県中レキ市(レキは土へんに歴)、新北市▽震度3=台北市、台中市——などとなっている。今回の地震では、新北市で驚いた男子高校生が逃げようとして誤って建物の6階から転落するなど、台湾全土で2人が負傷した。
震源に近い花蓮県内では揺れが1分以上も続き、商店では商品が床に散乱するなどの被害が出た。また、一部地域で停電の被害も出た。台湾に3カ所ある稼働中の原子力発電所には異常はなかった。
交通機関では、台湾高速鉄路(高鉄)の台北〜板橋間で短時間の停電が起き、最大で10分間の遅れが出た。台湾鉄路(台鉄)は宜蘭〜光復間で一時運転を見合わせ、運転再開後も徐行運転の措置が取られた。
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