麗緻集団（ランディス・グループ）の飲食事業、亜緻餐飲は31日、傘下の台北市・亜都麗緻大飯店（ザ・ランディス・タイペイ）内に設置している杭州料理レストラン「天香楼」ブランドで初の館外展開となる「麗緻天香楼」を太平洋崇光百貨（太平洋そごう）台北忠孝館11階にオープンさせた。１日付経済日報が報じた。
麗緻天香楼のそごう忠孝館店は座席数128席とホテル内店舗よりも規模が大きく、月間売上高500万台湾元（約1,700万円）を見込む。麗緻集団総管理処の徐儷萍総経理は「百貨店への出店により、消費者の日常生活に近づき、客層を拡大できる」と説明した。
亜緻餐飲は「天香楼」のほか▽「麗緻巴賽麗」（ブラッセリー・リズ）、フランス料理店▽「麗緻坊」（リズ・ガストロノミー）、パン・洋菓子▽、「故事茶坊」（ストーリー・ティー・ハウス）、洋風レストラン──を展開。10月に「麗緻巴賽麗」２号店を台北市信義区のATT4FUNにオープンするなど店舗展開を加速しており、今年は館外での飲食事業売上高が前年比60%成長し、１億元を突破する見通しだ。
