ニュース 電子 作成日:2013年11月1日_記事番号:T00046757
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が31日発表した第3四半期純利益は6億8,300万台湾元(約23億円)で前期比83.2%の大幅減となった。連結売上高は972億1,700万元で同12.8%減だった。段行建・董事長兼執行長は、在庫増加と反トラスト法(独占禁止法)違反の罰金計上で、減収減益になったと説明した。1日付経済日報が報じた。
段董事長は、在庫回転日数が過去最高の50日まで上昇した原因として、▽中国テレビパネル市場シェアが高く、省エネ家電購入補助政策の終了による影響が比較的大きかった▽超高解像度4K2Kパネルと新40インチ(39.56インチ)パネル発売で、新旧製品入れ替え時期になった──を挙げた。
同社は、10月の設備稼働率はやや低下したが9割以上を維持したと指摘。台湾の工場12基は第4四半期に適時、年次保守を行うと表明した。
同社は第4四半期の出荷見通しについて、大型パネルが前期比6~9%減、中小型パネルが同3~5%減と予測。在庫抑制と稼働率の調整で、売上高は前期同水準かそれ以上、利益は横ばいとなる見通しだ。
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