ニュース 電子 作成日:2013年11月1日_記事番号:T00046764
大手通信キャリア、台湾大哥大(タイワン・モバイル)の頼弦五総経理は31日、来年にも第4世代移動通信システム(4G)サービスを開始するとの見通しを示した。同社は30日に終了した国家通訊伝播委員会(NCC)による4G免許発給の周波数帯の競争入札で700MHz(メガヘルツ)のA4、1,800MHzのC1ブロック(各15MHz)を落札した。1日付経済日報などが報じた。
台湾大哥大が今回落札したC1は遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)が第2世代移動通信システム(2G)で使用しているブロックで、遠伝は台湾大哥大が同じく2Gで使用中のC4(1,800MHz)を獲得し「ねじれ」が生じている。そのため、頼総経理は落札ブロックを交換したいとの考えを示した。同社は双方が公平に有利となることを前提に交渉を進めたい考えだ。これに対し遠伝は「慎重に検討する」と応じた。
台湾大哥大はまた、来年の設備投資額について、今年の6億6,000万台湾元から一気に135億元(約22億円)に増額することを明らかにした。なお、中華電信は今年の370億元から過去最高の約400億元に引き上げる見通しだ。
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