ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年11月4日_記事番号:T00046783
中国鋼鉄(CSC)と傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)は10月の合計販売量が106万トン以上となり、当初予想を14万4,000トン(15.72%)上回った。CSC単独の販売量は85万トンで、当初予測よりも約10万トン多かった。CSCは、川下メーカーの販売好調による需要増と、高炉の年次補修日程の関係による受注集中が要因と説明した。2日付工商時報が報じた。
証券会社はCSCの10月連結税引き前利益を20億台湾元(約67億円)以上、1~10月の累計は200億元で、1株当たり税引き前利益で1.29元と予測。第4四半期は第3四半期より原料コストが上昇したものの、調達した原料は11月以降に使用されるため、前期とほぼ同様の業績が見込めるとしている。
最近、中国やベトナムなどの市場では、鉄鋼価格がメーカーの販売量拡大に伴い下落している。CSCは10、11月の台湾域内向けオファー価格を1トン当たり平均379元、同1.86%引き上げており、当初は川下の調達意欲に影響するとの見方も出たが、現段階での受注は予想通りとなっている。
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