ニュース 電子 作成日:2013年11月4日_記事番号:T00046791
2日付蘋果日報によると、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)業界では、来年の設備投資に消極的となっており、業界最大手、日月光半導体(ASE)の董宏思財務長は「半導体産業全体の成長が鈍化する中、来年の設備投資は今年の7億米ドル規模を維持する」との見通しを示した。特にシステム・イン・パッケージ(SiP)業務に投資を集中させる方針だ。
一方、矽品精密工業(SPIL)の林文伯董事長は「来年も生産能力の拡充は継続するが、その規模は今年に比べ小さなものになる」と表明。SiP業務については「競合(村田製作所やASE)の強み、弱みを考慮し、利益面で有利な受注を選択的に獲得していく」と語った。
このほか力成科技(パワーテック・テクノロジー)の蔡篤恭董事長も「来年の設備投資は(今年と同等の)80億台湾元(約270億円)水準を維持する」と語り、NAND型フラッシュメモリー用封止・検査設備への投資が主となるとの見方を示した。
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