ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

銀行の純金利マージン、アジアワースト2位【表】


ニュース 金融 作成日:2013年11月5日_記事番号:T00046803

銀行の純金利マージン、アジアワースト2位【表】

 中央銀行(中銀)は、台湾の銀行の預貸金利鞘(利ざや)は欧米より高く利益が改善しているが、統計によると純金利マージン(NIM)は昨年末時点で1.2%と、アジアで日本に次いで低いと指摘した。5日付聯合報が報じた。

 純金利マージンは、預貸金利鞘など金利収益から資金調達費用を差し引き、運用資産総額で割った数値で、銀行の収益性を図る指標の一つ。統計によると、上位から▽インドネシア、5.7%▽フィリピン、4.4%▽ベトナム、3%▽中国、約3%▽タイ、2.8%▽韓国、2.3%▽シンガポール、約2%──。

 業界関係者は、台湾の銀行の純金利マージンは下がる一方で、中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)は昨年第3四半期の1.57%から今年第3四半期の1.5%まで四半期連続で低下したと指摘した。