ニュース その他製造 作成日:2013年11月5日_記事番号:T00046808
台塑集団(台湾プラスチックグループ)および豊田通商から出資を受けるリチウムイオン二次電池の正極材料・モジュールメーカー、長園科技実業(CAEC)の張惇育総経理はこのほど、「電池モジュールの出荷倍増が見込まれる来年、生産能力の増強に着手し、2017年に新たな生産ラインを稼働させる」と表明した。新ラインの稼働により生産額60億台湾元(約200億円)の増加を見込む。5日付工商時報が報じた。
張総経理によると、同社が特許権を保有する無停電電源装置(UPS)は、日本の自動販売機、放射能測定装置、交通標識、通信業者向けなど約10件のODM(相手先ブランドによる設計・製造)受注を獲得しており、来年から大幅な売上貢献が見込める。
また同社は9月、交通信号用予備バッテリー300セットをオムロンに出荷、さらにNTTドコモからも蓄電関連の受注を獲得している。
長園科技の電池モジュール販売は、上記顧客向けに試験的な出荷が始まったことで10月に初めて正極材料を上回り、今年通年では6,000万〜7,000万元の売上成長が見込まれる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722