ニュース 電子 作成日:2013年11月6日_記事番号:T00046838
NECと台湾NECは5日、台湾周辺の航空交通管制業務などを担当する交通部民用航空局(民航局)飛航服務総台(ANWS)から、桃園国際空港と台中清泉崗空港の航空管制レーダーを受注したと発表した。受注額は10億円。2015年の稼働を予定している。NECが台湾で航空管制レーダーを受注したのは初めて。
NECが今回受注したのは、管轄区域の航空機を識別する空港監視レーダー(ASR)と航空機から方位、高度、距離、識別コードなどの情報を受信する二次監視レーダー(SSR)。NECによると、ASRは最新の半導体回路技術と信号処理技術で地面や気象条件による干渉(クラッター)を除去し、航空機の位置を正確に捉えられる他、SSRは航空機が過密状態でも詳細な情報を取得できる。
ANWSは11年に運航便数拡大に対応するため、新航空管制自動化システムを導入し、運行管理能力の強化を図っている。NECのレーダー設置で安全性と管理効率の向上が期待される。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722