ニュース 電子 作成日:2013年11月6日_記事番号:T00046839
宏達国際電子(HTC)は5日開いた業績説明会で、第4四半期は売上高が前期比4.25~14.89%減の400億~450億台湾元となり、提携していた米高級ヘッドホンメーカー、ビーツ・エレクトロニクスの株式売却益20億元によって黒字転換するとの見通しを示した。ただ、第3四半期に計上した30億元(約100億円)の赤字が重しとなり、今年は上場以来初の通年での赤字が避けられそうにない。6日付経済日報などが報じた。
張嘉臨同社財務長は、第4四半期はロー~ミドルエンド製品(150~250米ドル)の製品を積極的に展開し、ハイエンドモデルの機能を取り入れていくと説明した。また、生産の外部委託や聯発科技(メディアテック)製オクタコア(8コア)チップ搭載については、「コスト、資源、発売時期、品質などを考え、適時調整していく。HTCは柔軟な会社だ」と述べた。一方で工場稼働率が低下していることについてはコメントを避けた。
張財務長はまた、今期は中国、米国、欧州市場での成長が続くとの認識を示し、同社の旗艦機種「新HTC One」は販売が好調で、製品ライフサイクルが伸びていると指摘した。また来年発売する新旗艦機種も「新HTC One」以上の好調が見込めると語り、14年業績に期待感を示した。
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