ニュース 電子 作成日:2013年11月6日_記事番号:T00046840
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)は5日、同業の光頡科技(バイキング・テック)の「AR0805」などの薄膜レジスタに特許を侵害されたとして、6億台湾元(約20億円)の損害賠償を求め、新竹地方法院に提訴したと発表した。6日付蘋果日報が報じた。
ヤゲオは、バイキングがヤゲオの技術、経営チームを引き抜いて原料や生産方法、工程、設備、スケジュールなどの情報を不正に取得し、ヤゲオの特許や技術を侵害している疑いがあると指摘。9月3日バイキングに対し特許侵害行為をやめるよう書面で通知したが、回答が得られなかったと説明した。バイキングの特許侵害で12億元の損害を被ったと試算している。今後米英でも提訴し、損賠倍賞を請求する考えだ。
バイキング広報は、同社の薄膜レジスタの製造工程はヤゲオの特許とは異なり、特許侵害に当たらないとの認識を示した。また、薄膜レジスタを生産する新竹工場の技術、経営チームにヤゲオ出身者はいないと指摘した。
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