ニュース その他製造 作成日:2013年11月7日_記事番号:T00046858
繊維大手の新光合成纖維と紡織産業総合研究所(TTRI)は、媽祖信仰の廟として知られる大甲鎮瀾宮(台中市大甲区)と提携し、線香の灰(香灰)を繊維に織り込んだ布「香灰紗」を使った「平安服」というシャツを開発し、人気を集めている。7日付経済日報が伝えた。
TTRIは、媽祖信仰の信徒が衣服を香炉の煙の中に通し、平安無事を祈る風習があることに着目し、香灰を繊維に織り込むことを発案した。香灰はナノテクノロジーで繊維に加工してあるため、洗っても香灰成分は落ちず、長くご利益にあずかれるという。
本尊の媽祖像が各地を巡回パレードする「媽祖遶境」の期間に販売したところ、今年は2万着が売れたため、来年は販路を整え、7万着を売ることが目標だ。同研究所は来年に向け、香灰紗を使ったタオルやベッドシーツなども開発し、市場拡大に努める構えだ。
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