ニュース 石油・化学 作成日:2013年11月7日_記事番号:T00046859
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に参加する見通しとなっているベトナムの将来性を好感し、同国への追加投資を決定した。グループ傘下のベトナム現地企業「台湾興業」の洪福源総経理はポリエステル糸、2軸延伸ポリプロピレン(BOPP)、紡糸、コジェネレーション(廃熱発電)、ポリスチレン(PS)などの事業に5億米ドルを投じるとの計画を明らかにした。うちポリスチレン工場設置計画は、台プラグループの石油・化学事業として初めてのベトナム進出となる。7日付工商時報が報じた。
台プラのベトナム事業は現在、紡織、繊維およびプラスチック製品の二次加工を主とし、これに製鉄事業が新たに加わる状況となっているが、同国における電子産業の集積による商機を好感し、年産能力20万トンのポリスチレン新工場設置を決めた。
台湾興業は台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)と南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)がそれぞれ42.5%を出資する合弁会社で、今年1〜10月の売上高は207億台湾元(約700億円)となっている。
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