ニュース 食品 作成日:2013年11月7日_記事番号:T00046860
衛生福利部食品薬物管理署(FDA)は6日、一連の食用油成分不当表示で使われた着色剤「銅クロロフィル」を2社が過去3年間で1,300キログラム輸入しており、食品メーカー5社に販売されていたことを突き止めた。このうち、興霖食品(南投県南投市)は「五木」ブランドの麺3品目に銅クロロフィルを違法に使用していたことが分かり、同日までに店頭からの撤去措置が取られた。7日付蘋果日報が伝えた。
銅クロロフィルの使用が発覚した麺3種類。ある業者によると五木康健麺道の麺は月間1,000個売れるほどの人気商品だった(6日=中央社)
問題の商品は、興霖食品が生産した「五木蔬菜拉麺」「純麺煮意」の蔬菜拉麺、「五木康健麺道」の菠菜麺で、いずれも野菜を練り込んだ緑色の麺が特徴だが、同社は銅クロロフィルを着色剤として使用していた。
同署の調べによると、銅クロロフィルを輸入していたのは、台湾比菲多醗酵、金鎬貿易の2社で、金鎬は興霖食品のほか、佳格食品(スタンダードフーズ)、宇馨興業、頤農公司の各社に、台湾比菲多は台湾原貿にそれぞれ銅クロロフィルを卸していた。金鎬は銅クロロフィルを輸入していた事実を否定した。
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