ニュース 食品 作成日:2013年11月7日_記事番号:T00046861
台北地方法院検察署は6日、食用油の成分不当表示問題が発覚した頂新国際集団と傘下の味全食品工業を家宅捜索するとともに、味全の魏応充董事長、張教華総経理を詐欺、文書偽造、食品衛生管理法違反の疑いで事情聴取した。7日付自由時報が伝えた。
魏董事長は事情聴取の後、1,000万元の保釈金を払い保釈された。検察には全てを話したと説明した(7日=中央社)
検察はまた、味全の食品事業部関係者、調達担当者、財務担当者、広報責任者からも証人として事情を聴いた。
押収した資料によると、頂新は過去2年間、着色剤の銅クロロフィルが添加された別の油を多く含むオリーブオイル227.2トン、グレープシードオイル159.2トンを大統長基食品廠から購入し、「味全」ブランドの「純粋オリーブオイル」などと称し販売したことで、2,200万台湾元(約7,400万円)を超える不当利得を得た疑い。
台湾高等法院検察署は同日の会議で、問題の食用油メーカーの工場が地方にあり、本社は台北にある点を考慮し、事件を屏東地方法院検察署と台北地方法院検察署による合同捜査とすることを決めた。
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