ニュース 電子 作成日:2013年11月7日_記事番号:T00046865
デジタルスチルカメラ(DSC)受託生産大手、華晶科技(アルテック)は6日に開催した業績説明会で、デジカメ市場衰退で同社の事業におけるDSCの構成比は5割を切っており、今後は映像ソリューション企業に転身を図ると説明した。7日付電子時報が報じた。
蘇建東・広報担当は、来年は携帯電話用カメラモジュール(CCM)、車載用、医療用などの映像ソリューションの研究開発(R&D)、設備投資を進める方針を示した。今年参入したモバイル端末向けは、同社全体の4割以上を占める。カメラモジュールだけでなく、イメージプロセッサー、ソフトウエアなどをトータルで手掛け、顧客から高い評価を得ている。携帯電話ブランド大手の大部分と接触し、現在2社以上と交渉中で、日本の大手ブランドには既に大量出荷を開始した。
市場では、映像ソリューションへの転換は正しい選択で、トータルソリューション提供で競争力が高まるとみている。しかし、DSC産業よりも競争が激しい上、携帯電話ブランドが発注に慎重になっているとの厳しい見方もある。
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