ニュース 金融 作成日:2013年11月8日_記事番号:T00046886
台湾の政府系銀行が中国のインフラ事業への融資に参入を始める中、合作金庫商業銀行、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)の香港支店が、中国・海南省海口市の美蘭空港に対して行う2億米ドルの協調融資(シンジケートローン)で幹事行を務めることが分かった。8日付工商時報が伝えた。
台湾の銀行は現行規定で中国大陸の担保を受け入れることができないため、担保管理行として、ドイツ銀行も協調融資に参加する見通しだ。美蘭空港は海口市政府の対外窓口企業として、香港証券取引所(HKEX)にも上場している。今回の協調融資は空港内でホテル、免税店などが入居する総合ビルの建設に充てられる。
台湾の政府系銀行による中国のインフラ事業に対する融資は、遠東国際商業銀行香港支店が幹事行を務め、桑徳国際企業集団(北京市)に行った1億1,000万米ドルの協調融資に次ぐケースとなる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722