ニュース その他製造 作成日:2013年11月8日_記事番号:T00046890
経済部標準検験局は7日、市販されている寝具15件を対象に行った抜き打ち調査の結果を発表し、4件が不合格となったことが明らかとなった。そのうち台北市内の大潤発(RTマート)で販売されていた日式寝具実業製の「TTC竹炭涼被(竹炭入り夏用掛け布団)」からは、人体に入ると発がん性物質を生成する恐れのあるアゾ染料が基準値を上回って検出された。同局はメーカーに対し製品の回収を命じた。8日付蘋果日報が報じた。
不合格となった製品。標準検験局は残留化学物質を減少させるためにも使用前に水で洗い流すことを呼び掛けた(標準検験局リリースより)
標準検験局によると、国家基準CNS15290「紡織品安全規範(一般要求)」では、アゾ染料は1キログラム(kg)当たり30ミリグラム(mg)を超えてはならないと規定されているが、「TTC竹炭涼被」からは同49mgのアゾ染料が検出された。
これに対し製造元の日式寝具実業は、「非常に驚いており、問題の商品を売り場から撤去するほか、他の製品の生地についても調査を行う」と表明した。
なお、不合格となったその他3点は、成分が表示と一致しなかった。
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