ニュース 社会 作成日:2013年11月11日_記事番号:T00046909
フィリピンを直撃し、同国に大規模な被害をもたらした台風30号(アジア名・ハイエン)が台湾東部の海上にも影響を及ぼし、9日午後、「東北角および宜蘭海岸国家風景区」内の海岸沿いにある龍洞湾岬步道(新北市)に出かけていた市民16人が高さ5〜6メートルの巨大波にのまれ、8人が死亡した。10日付自由時報が報じた。
現場は防護柵などもない状態だった。事故を受けて、侯友宜・新北市副市長は、今後入場者に対し、ライフジャケットや滑り止めのついた靴の着用を義務付けたいと話した(9日=中央社)
今回、巨大波に巻き込まれたのは、新北市樹林区の生涯教育機関「樹林社区大学」が開設している、環境や生態について学ぶ講座が行った課外授業に参加していた講師や生徒とその家族。
講師2人および生徒とその家族の計24人が同日午後2時ごろ、海から3〜4メートル離れた歩道を歩いていたところ、連続して3度、巨大波に襲われ、16人が海に投げ出された。8人は自力で岸に上ったが、残り8人は沖に流され、同日午後6時ごろ捜索によって発見された時には既に死亡していた。
このほか宜蘭、台東でも釣り船が転覆する事故があり、1人が死亡、3人が行方不明となった。
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