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中鴻鋼鉄が値上げ、YUSCOはステンレス値下げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2007年12月28日_記事番号:T00004691

中鴻鋼鉄が値上げ、YUSCOはステンレス値下げ


 中鴻鋼鉄は27日、来年1月と2月の域内向け鉄鋼製品価格を、熱延、冷延ともに1トン当たり700~800台湾元(約2,444~2,793円)引き上げた。輸出は25~30米ドルの引き上げとなる。中国が鋼材の輸出関税を引き上げ、ビレットに対する関税率が25%に達するなどコストが上昇したことが背景。上げ幅は市場予測の同500~700元を上回った。28日付経済日報が伝えた。
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 値上げ後の価格は熱延が同2万300~2万500元、冷延が同2万3,000元前後となった。第2四半期の価格は3月6日に決定する予定だ。中国が関税引き上げによる輸出抑制を図っており、当面は先高感が根強い。

 一方、ステンレスはニッケル価格の値下がりを受け、大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)が300系製品の価格を同1万元引き下げた。