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メディジェン、後発薬のウィンストンを傘下に【表】


ニュース 医薬 作成日:2013年11月11日_記事番号:T00046918

メディジェン、後発薬のウィンストンを傘下に【表】

 新薬開発の基亜生物科技(メディジェン・バイオテクノロジー)はこのほど、後発医薬品(ジェネリック医薬品)メーカーの温士頓医薬(ウィンストン・メディカル&バイオテック、台南市永康区)の株式67.92%を株式交換方式で取得すると発表した。交換比率はメディジェン1株に対しウィンストン9株で、来年1月に完了予定だ。11日付工商時報が伝えた。

 ウィンストンは「PIC/S(医薬品査定協定および医薬品査察共同スキーム)」の基準を満たす新工場が来年にも認証を取得する見通しで、メディジェンは肝臓がん新薬「PI−88」の前期製造工程をオーストラリアのプロジェン・ファーマシューティカルズに、後期製造工程をウィンストンに委託する予定だ。また、ウィンストンは「PI−88」の発売後、台湾で代理販売する可能性がある。

 ウィンストンの王又正総経理は「新工場の第3期は全てPI−88の生産に充てる」と説明した。ウィンストンは後発医薬品メーカーとしては老舗で、点眼薬やホルモン剤など200品目の製造許可を取得しており、年商は約3億台湾元(約10億円)。