ニュース その他製造 作成日:2013年11月11日_記事番号:T00046919
タイヤ大手、建大工業は10日の董事会で、中国・江蘇省昆山市でのトラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)工場建設に向けて、傘下の建大橡膠(中国)公司への3,300万米ドルの増資を決議した。同社としては初のTBR工場建設となる。
11日付工商時報によると、今回取得するのは同社昆山工場の向かい側にある土地で、敷地面積は1,000ムー(約15ヘクタール)。早ければ年末にも整地が完了し、昆山市政府から引き渡される見通しだ。
1,000ムーのうちTBR工場は500ムーで、建大は期間を分けて開発する予定だ。来年初めにも着工し、第1期は2016年の生産開始、日産7,000~1万本を見込む。最終的な総投資額は100億台湾元(約335億円)の予定。残りの500ムーには乗用車用タイヤ工場を建設する。
この他、同日の董事会では、米国の100%子会社、アメリカン・ケンダ・ラバーインダストリアルが、楊銀明董事長の家族が経営する金融持ち株会社、米国発展投資(ADI)を2,000万米ドルで買収することも決議した。納期と品質管理の徹底、コストの抑制が目的としている。12月からADI傘下の「モニター」、「マーティン」、「デクスター」、「ATW」と防水シートの「スタファスト・ルーフィング」など計7社が建大グループ傘下に入ることになる。
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