ニュース 食品 作成日:2013年11月11日_記事番号:T00046924
食品大手、南僑化学工業の李勘文総経理は9日、同社の茶そば「大膳抹茶蕎麦麺」に着色剤の「銅クロロフィリンナトリウム」を違法に使用していたことが判明したとして、既に回収措置を取り、533箱を廃棄処分にしたことを明らかにした。10日付聯合報が伝えた。
南僑化工は「大膳抹茶蕎麦麺」は一般消費者への販売は行っていないと説明した(9日=中央社)
同社によると、大膳抹茶蕎麦麺は業務用として、過去7~8年にわたり出荷されており、10月になって問題が発覚した。出荷先については公表を避けたが、主に「日式(日本風料理)」の飲食店に納入されていたという。桃園県衛生局は、南僑化工に対し、罰金300万台湾元(約1,000万円)の処分を下した。
問題の着色料が使用された経緯について南僑化工は、「日本の技術指導に基づいて生産し、研究開発担当者は台湾の食品添加物基準について深く理解しておらず、誤って使用していた」と説明した。現在は天然色素に切り替えて、生産を続けているという。
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