ニュース 電子 作成日:2013年11月11日_記事番号:T00046926
鴻海精密工業の郭台銘董事長は9日、オバマ大統領の「メイドインUSA」呼び掛けに応じ、米国西部のアリゾナ州で機械製造本部の設置を検討していると語った。東部にも製造拠点を設け、それぞれ電子部品、電子モジュールなどのオートメーション技術を持ち込む考えも明かした。10日付工商時報などが報じた。
ブリュワー州知事(左)と面会した郭董事長(右)は、かつて提携を持ち掛けてきたのは中国やベトナム、インドネシアだったが、今や世界も米国も変化したと述べた(9日=中央社)
郭董事長は同日、鴻海本部(新北市土城区)を訪れたジャン・ブリュワー・アリゾナ州知事と、今後の投資や提携の可能性について意見を交換した。
郭董事長は、アップル、グーグル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック(FB)などから、現地でのサンプル製造や新製品開発など早急な対応を求められていると語った。
アップルは先日、同州メサに新工場を建設すると発表した。これに対し郭董事長は、報道を見て初めて知ったと強調。鴻海は1~2年前からアリゾナ州と協議しており、特定の1社や製品のためではないと説明した。
鴻海が8日発表した10月連結売上高は前月比13.2%増、前年同月比13.15%増の3,826億台湾元(約1兆3,000億円)で、今年最高だった。iPhoneやiPadの新製品が貢献した。11、12月は4,000億元の大台も視野に入れる。
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