ニュース その他製造 作成日:2013年11月12日_記事番号:T00046944
太陽電池大手、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)と益通光能科技(イートン・ソーラーテック)は第3四半期はともに赤字を計上した。太陽電池市場にかかる暗雲はまだ一掃されていないようだ。12日付自由時報などが報じた。
ジンテックは第2四半期に8四半期連続の赤字から脱したが、11日発表した第3四半期の連結決算は、原料調達契約の一括支払い6億9,400万台湾元(約23億円)が響いて純損失4億5,200万元となった。売上高は前期比6.6%増、前年同期比21%増の40億9,700万元。同社は先日の董事会で、太陽電池市況の変化に伴い、海外のシリコンウエハー長期調達契約を打ち切ったと発表していた。これにより、第4四半期は黒字転換が見込まれている。
イートンが同日発表した第1~3四半期の連結売上高は21億8,300万元、純損失は9億3,900万元と、上半期の4億4,400万元より拡大した。同社は、日韓および台湾2社からの原料調達前払いで3億元かかっており、黒字転換は早くても来年第1四半期と説明した。
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