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ペガトロン10月23%減収、iPadミニ出荷が原因か


ニュース 電子 作成日:2013年11月12日_記事番号:T00046948

ペガトロン10月23%減収、iPadミニ出荷が原因か

 和碩聯合科技(ペガトロン)が11日発表した10月の連結売上高は899億9,600万台湾元(約3,000億円)で、過去最高だった9月の1,168億元から22.99%減少した。市場観測によると、アップルの7.9インチタブレット型パソコン、新iPad miniが搭載するRetina(レティナ)ディスプレイの初期の良品率が低かったことが出荷の足を引っ張ったようだ。また、廉価版スマートフォンという触れ込みだったiPhone5cが低価格とはいえず、今後の出荷に懸念が出ている。12日付経済日報が報じた。

 第3四半期の連結売上高は前期比19.7%増の2,539億元、純利益は同46.4%増の36億7,900万元だった。

 程建中執行長は、中国の製造業の労働者不足問題がますます深刻化しているが、ペガトロンに問題はないと述べた。来年は自動化を強化し、労働力を15~20%削減する目標だ。

 また同日の董事会で、100%子会社の永碩聯合国際(ユニハン)を12月31日に吸収合併することを決議した。