アナログＩＣ最大手、立錡科技（リッチテック・テクノロジー）は11日、独ダイアログ・セミコンダクターと戦略的提携を結ぶと発表した。スマートフォン、タブレット型パソコン向けなど、巨大かつ高い成長を誇る中華圏市場向けに電源管理ソリューションを共同開発するのが主な目的だ。12日付経済日報などが報じた。
謝叔亮リッチテック総経理は、ダイアログの高整合の電源管理技術にリッチテックの多様な製品ラインアップ、アジア販路の優位性を足し合わせれば、技術的リードを誇りコストメリットが高い製品が開発できると述べた。
ダイアログは、両社の提携で相互補完が図れる上、2014年の中国スマートフォン需要は５億台以上と予測されると期待感を示した。
