ニュース 電子 作成日:2013年11月12日_記事番号:T00046954
USB3.0コントローラーチップ市場で業界再編が進んでいる。今年は祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)、聯陽半導体(ITE)、威鋒電子(VIA Labs)が相次いで撤退を決め、現在は群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)、慧栄科技(シリコン・モーション・テクノロジー)、銀燦科技(イノスター・テクノロジー)の3社による競合体制に移行した。12日付電子時報が伝えた。
このうち、祥碩科技とITEは、USB3.0メモリーに使用されるNAND型フラッシュメモリーの生産から撤退。威鋒電子もUSB3.0メモリー市場から撤退した。
市場では、韓国メーカーがNAND型フラッシュメモリーの減産に踏み切り、生産能力をDRAMに振り向けたため、需給が改善するとみられたが、実際には安価な在庫処分品が出回り、相場は回復していない。一方で相場下落局面は、大手メーカーにとってUSB3.0メモリーの普及率を高め、シェアを拡大する機会になりそうだ。
また、メモリーモジュール世界最大手の米キングストン・テクノロジーがUSB3.0メモリー向けの部品の在庫を拡充する動きを見せていることも好材料だ。
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