ニュース 電子 作成日:2013年11月12日_記事番号:T00046955
FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)デバイス大手、ザイリンクスはこのほど、台湾積体電路製造(TSMC)の20ナノメートルのシステムオンチップ製造プロセス(20Soc)を採用して生産したオールプログラマブル・ウルトラスケール・デバイスの出荷を開始した。12日付工商時報が伝えた。
TSMCは20ナノプロセスによる量産開始を来年第1四半期と見込んでいたが、時期の前倒しに成功した。世界で初めて出荷される20ナノプロセス製品だ。
TSMCの20ナノプロセスは、初めてダブルパターニングと呼ばれるリソグラフィー技術を採用したのが特徴で、28ナノプロセスの1.9倍という高密度の配列形成により、演算速度を15%向上させた一方で、消費電力を30%節減した。
証券業界によると、TSMCの20ナノプロセスでは、既に25種類の設計が完了(テープアウト)し、さらに5種類のチップで設計が進んでいる。
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