ニュース 電子 作成日:2013年11月12日_記事番号:T00046956
IC設計大手の聯発科技(メディアテック)は、年内にも計画通りに第4世代移動通信(4G)向けチップ「MT6592」を発売する見通しだが、市場調査機関ガートナーの洪岑維副総裁(リサーチ担当)は11日、当面はライバルの米クアルコムのシェアに対抗するのは難しいと指摘した。12日付工商時報が伝えた。
洪副総裁は、中国移動(チャイナ・モバイル)など各国の通信事業者の4G導入ペースからみて、クアルコムは来年も安定的に90%前後のシェアを獲得し、中国市場でもメディアテックを引き続き上回るとの見方を示した。
また、メディアテックが来年にも投入するシステム・オン・チップ(SoC)製品は、出荷時期にかかわらず、世界シェア10%の獲得もかなり難しいのではないかと述べた。
洪副総裁は、4G向けチップの市場規模が今年の1億〜2億個から来年には2億〜3億個に増加し、中国市場では来年、4,000万〜5,000万個の需要が見込まれると予測した。
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