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大手3銀行、休眠口座規定を廃止


ニュース 金融 作成日:2013年11月13日_記事番号:T00046966

大手3銀行、休眠口座規定を廃止

 民営銀行の中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)、国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)、台北富邦銀行はこのほど、休眠口座規定を廃止することを決めた。13日付経済日報が伝えた。

 このうち、中信銀は今週中にも規定廃止を発表する。国泰世華銀、台北富邦銀も12月以降、取引がない口座を新たに休眠口座扱いすることを取りやめ、既存の休眠口座についても、解除手続きを簡素化する。大手民営銀行が相次いで休眠口座規定を廃止したことで、中小規模の銀行も追随が見込まれる。

 台北富邦銀の普通預金口座の場合、これまでは1年間入出金がなく、残高が100台湾元(約340円)を下回っている場合、休眠口座扱いとなっていた。

 金融監督管理委員会(金管会)は、銀行が預金口座を休眠口座扱いする場合、事前に口座名義人に通知しなければならず、口座管理手数料を徴収してはならないと通達している。

 監察院の調べによれば、今年6月末現在で金融機関の休眠口座は4,980万8,800口、残高は613億3,000万元に達する。