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SASの半導体用8インチウエハー、14年に5割増産計画


ニュース その他製造 作成日:2013年11月13日_記事番号:T00046969

SASの半導体用8インチウエハー、14年に5割増産計画

 半導体、太陽電池用シリコンウエハー大手、中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)の徐秀蘭総経理は12日、車載用、電源用、モバイル機器用需要を見込み、半導体用8インチウエハーの生産能力を来年50%拡大する計画を明かした。現在の月産32万枚から来年第1四半期に15%増やし、第2段階で月産50万枚以上まで引き上げる。13日付経済日報が報じた。

 同社は、生産能力を15%拡大した時点で既存工場が満杯になるため、台湾を優先候補地とし、新工場を建設する計画だ。

 徐総経理は、半導体事業は第3四半期がピークで、第4四半期は横ばいか前期比1桁減にとどまると予測した。車載用などで一部顧客の在庫水準が低下しており、例年より早く第4四半期に需要が見込めるためだ。

 第4四半期の半導体業務の売上高構成比は7~8割から6割まで下がり、太陽電池業務が前期同水準ながら、売上高構成比は4割まで増えると予測した。太陽電池業務は、設備稼働率が現在の7~8割から来年フル稼働になると見込み、少なくとも300人を補充する計画だ。