ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

聯発科技、株式現物支給を大幅縮小


ニュース 電子 作成日:2007年12月28日_記事番号:T00004697

聯発科技、株式現物支給を大幅縮小


 IC設計大手の聯発科技(メディアテック)は27日董事会を開き、従業員に対する自社株式の現物支給(分紅)を、純利益の25%相当額に引き下げることを決めた。同社はこれまで純利益の30~38%を分紅に回してきたが、分紅費用の経費計上が来年から義務付けられ、市場で分紅が利益に占める比率が高すぎるとマイナス視されることを避ける狙いがあるとみられる。

 IC設計業界で分紅の支給比率を引き下げたのは、類比科技(AAT)に続き2社目で、業界全体の動きにも影響を与えそうだ。ただ、聯発科技は分紅比率の引き下げは実質的な賃下げとなるため、給与体系の見直しも同時に進める意向だ。28日付経済日報が伝えた。