ニュース 社会 作成日:2013年11月13日_記事番号:T00046975
台風30号(アジア名・ハイエン)により甚大な被害を受けたフィリピンに対し世界各国から救援隊や支援物資が集まる中、台湾からも12日、官民合わせて約100トンの救援物資が集まり、空軍の輸送機2機で届けられた。今後も状況に応じた追加支援を検討している。13日付自由時報が報じた。
キャプション・新竹にある空軍基地に保管された救援物資。フィリピンのバシリオ駐台代表(図)は台湾に感謝の意を示した(12日=中央社)
台湾とフィリピンの間では今年、フィリピン沿岸警備隊の艦船が操業中の台湾漁船を銃撃し、乗組員1人が死亡した事件を受けて台湾側がフィリピン人労働者の受け入れを凍結するなど、一時関係が極度に悪化したが、外交部の石定強政務次長は「今は事件を問題にする時ではない。台湾人は人道精神からフィリピンを援助する」と語った。
なお、以前は台湾政府が派遣する輸送機が災害支援で正式な外交関係を持たない国の領空を飛行する際は、機体の国章を塗りつぶすなどの措置を求められたが、今回はこうした措置は取られなかった。これについて同日の立法院で「中国の反発を呼ぶのでは」と質問を受けた江宜樺・行政院長は、「心配の必要はない」と答えた。
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