ニュース 食品 作成日:2013年11月13日_記事番号:T00046977
食品大手、南僑化学工業の茶そば「大膳抹茶蕎麦麺」に着色剤の「銅クロロフィリンナトリウム」を違法に使用していた問題で、同社が3年前から問題の製品に銅クロロフィリンナトリウムを使っていたことを認識しており、過去2年間に1万2,000ケースを出荷していたことが検察当局の調べで判明した。13日付蘋果日報が伝えた。
李勘文・南僑化学総経理(中)は先日、問題の製品は既に廃棄し、現在は材料を変えて生産し販売していると説明した(中央社)
調べによると、同社は2005年以降、統園企業から着色剤を仕入れていたが、当時統園は銅クロロフィリンナトリウムを「天然クロロフィル」と称して納入していた。その後、08年に行政院衛生署(当時)が銅クロロフィリンナトリウムを麺製品に使用することを禁止。10年になって、統園は品名を「天然クロロフィル」から「銅クロロフィリンナトリウム」に変更すると南僑化工に通知した。この時点で南僑化工は銅クロロフィリンナトリウムが製品に使用されたことを認識したとみられるが、その後も統園から銅クロロフィリンナトリウムの購入を続け、製品に使用していた。
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