ニュース 家電 作成日:2013年11月13日_記事番号:T00046979
13日付工商時報によると、アップルが開発中とされるスマートテレビ、「iTV」の量産開始が無期限に延期されたもようだ。同製品はこれまで来年下半期に発売されるとの観測が出ていたが、同社は来年、腕時計型デバイス「iWatch(アイウォッチ)」での商機獲得に専念する方針に転換したとみられる。
市場調査会社、ディスプレイサーチは、スマートフォンの買い替え周期が2〜3年なのに対し、テレビは7〜8年で、しかも55インチの大型製品となると1世帯に1台の購入が限度と指摘。さらにテレビ分野では後進ブランドとなるアップルがシェアを拡大することは難しく、iPhoneやiPadのような成功を実現できる可能性は低いため、計画の一時中止を決めたと分析した。
これまでの観測によると、アップルのiTVは55インチの大型テレビに同社のモバイル機器向けOS(基本ソフト)「iOS」を組み合わせた製品で、LGディスプレイ(LGD)やシャープの液晶パネル、正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)のカバーガラスを採用し、鴻海科技集団(フォックスコン)が組み立てを手掛けるとされていた。
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