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図研エルミックとQSI、カーディスプレイを共同開発


ニュース 電子 作成日:2013年11月13日_記事番号:T00046984

図研エルミックとQSI、カーディスプレイを共同開発

 通信用ソフトウエア開発の図研エルミック(本社・横浜市、朝倉尉社長)は12日、EMS(電子機器受託生産サービス)大手、広明光電(クアンタ・ストレージ、QSI)と、スマートフォンとの連携を可能にするミラーリンク機能搭載の車載ディスプレイシステムを共同開発したと発表した。図研エルミックがミラーリンク実装を担当し、QSIの「AVN002」最新機種として中国、欧州の自動車メーカーに販売する。


「AVN002」は20~22日にパシフィコ横浜で開催される「組込み総合技術展(ET2013)」に出展する(図研エルミックリリースより)

 ミラーリンク機能搭載により、「AVN002」の画面にスマートフォン画像を表示したり、「AVN002」の画面でスマートフォンを操作できるようになる。両社の技術協力で、これまで課題だったUSBケーブルの通信速度問題を解決し、動画のスムーズな再生が可能になった。

 図研エルミックは、同社ミラーリンク実装で、台湾のEMSをよく利用している中国の日系自動車関連メーカーはQSI製品に対する信頼感が増すと指摘した。

 また、中国市場に強いQSIとの提携で、中国販売の足掛かりを得たと指摘した。同社は今後もネットワーク関連ミドルウエアを台湾EMSに拡販する考えだ。