ニュース 電子 作成日:2013年11月13日_記事番号:T00046985
13日付経済日報がニューヨーク紙「Albany Times Union」の報道を基に伝えたところによると、ファウンドリー大手、米グローバルファウンドリーズ(GF)がアップルのスマートフォン「iPhone」およびタブレット型パソコン「iPad」用プロセッサーの生産を受託したもようだ。これまで同プロセッサーの全てをサムスン電子に委託してきたアップルは、来年第1四半期から台湾積体電路製造(TSMC)に発注先を変更するとみられているが、ここへきてGFへの発注観測が浮上したことでTSMCの受注に脅威となるとの懸念も出ている。
観測によると、GFはサムスンから技術協力を受け、ニューヨーク州マルタに建設中で来年稼動予定の新工場「Fab8」でアップル向けプロセッサーを生産するとみられる。
ただ業界関係者は、GFとサムスンは共にIBMの技術開発アライアンスに加盟しており、さらなる生産能力拡充に消極的なサムスンが、友好関係にあるGFにアップルからの受注の一部を譲ったものと指摘。将来的にTSMCがアップルの主要委託先となることは確定的で、同社への影響は限定的との見方を示した。
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