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太平洋そごう台北3店、食用油問題でセール好調


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年11月14日_記事番号:T00046999

太平洋そごう台北3店、食用油問題でセール好調

 百貨店大手、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の台北3店は周年慶(創業祭)セール前半6日間で売上高目標の6割を達成した。前年比7~8%増だ。食用油の成分不当表示や添加物の違法使用問題を受け、特にホームベーカリーや鍋などがよく売れている。14日付経済日報が報じた。


徐董事長(後ろ左2)は13日店舗を訪れ、従業員に薬膳スープを振る舞い、激励した(13日=中央社)

 同社主管は、セール開始前に「天然素材」をうたうベーカリーチェーン「パン達人」の合成香料使用問題が世間を騒がせ、消費者が健康を意識すると見込み関連の小型家電を大量に準備していたところ、食用油問題まで発覚し、業績を押し上げたと話した。

 また、輸入オリーブ油、キャノーラ油が全店で4万本と前年より3倍の売れ行きを見せており、セール期間で売上高1,000万台湾元(約3,300万円)に達し、過去20年で最高となる見通しだ。

 親会社の遠東集団(ファーイースタン・グループ)の徐旭東董事長は13日、全店のセール売上高は目標の89億元(前年比2%増)の半分に達しており、前年比4.9%増だと明かした。