ニュース 電子 作成日:2013年11月14日_記事番号:T00047011
工業技術研究院(工研院)は13日、スマートフォン、タブレット型パソコンなどにインストールすれば無料通話やメッセージのやり取りなどが可能となるアプリケーション「Juiker」を発表、インターネットサイトでのダウンロードによる提供を開始した。現在台湾でユーザー数が1,700万人に達するとされる同様のアプリ「LINE(ライン)」がネットを通じたコミュニケーション機能のみを搭載するのに対し、Juikerは一般の電話による通話機能も統合しており、企業および一般ユーザー向けに新形態の通信サービスを提供することですでに通信キャリア5社と提携契約を交わしている。14日付工商時報が報じた。
Juiker公式サイトによると、同アプリの「ゴールド会員」になれば、端末がネットに接続していない状態でも、他の会員からのインターネット通話を電話回線を通じて受けることができ、料金にも優待価格が適用されるという。なおゴールド会員は現在、企業のみに開放している。
このほか同アプリは企業向けに通信記録の検索などのサービスを提供しており、工研院は「従業員は携帯電話1台で業務上の通話を全て把握できるようになり、顧客とのやりとりが効率化する」と強調した。
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