ニュース 社会 作成日:2013年11月15日_記事番号:T00047015
劉政鴻苗栗県長の弟で不動産開発などを手掛ける実業家、劉政池容疑者(61歳)が、台北市陽明山の国有地を不正占拠して巨大な地下空間を建設していたことが分かり、検察当局は14日、劉容疑者とその家族計5人を容疑者として取り調べた。15日付蘋果日報などが報じた。
調べによると、劉容疑者は国有地約1,200坪を占拠し、その地下に面積181坪の地下空間を建設していた。検察によると、地下空間はコンテナ12個が並べられた構造で、一部が劉容疑者の保有する別荘につながっていた。
劉容疑者は300万台湾元(約1,000万円)で別荘用地を取得し、土地を担保に中国農民銀行(現在は合作金庫銀行に合併)から8,500万元の融資を受けたが、劉容疑者は借入金を返済せず、農業銀は担保の土地を売却。問題の土地は不明朗な経緯で再び劉容疑者の手に渡った。劉容疑者は近年、別荘の周囲にある国有地まで勝手に占拠していた。
検察は農民銀が劉容疑者に積極的に債務返済を求めず、問題の土地が最終的に劉容疑者に渡った過程で、銀行幹部に背任の疑いがあるとみて調べている。
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