ニュース 電子 作成日:2013年11月15日_記事番号:T00047036
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体(ASE)の呉田玉営運長は14日、同社が注力するシステム・イン・パッケージ(SiP)技術について、今後はスマートフォン、タブレット型パソコンから「モノのインターネット(IoT)」端末全体への応用を目指すとの考えを示した。その上で、モノのインターネット端末のうち、ウエアラブルデバイス(装着型端末)、自動車、照明、家電といった製品が半導体産業の発展を促す新たな市場に成長すると予測した。15日付工商時報が報じた。
呉営運長は、世界全体の封止産業生産額のうちSiP技術関連は現在5〜10%を占めるにすぎないが、今後3〜5年で最も成長著しい技術になると指摘。スマートフォン、タブレット型PC向けSiP技術の発展を図るASEは同分野で業界をリードしており、今後は他のデバイスへの導入に向けてさらにコスト低減を図り、市場の拡大を進めたいと語った。
さらに呉営運長は、「SiPは当社の成長を10〜20年にわたりけん引する新技術で、来年2月に同事業を独立させる計画だ」と明らかにした。
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