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IC設計業界、中国タブレット向け需要急増


ニュース 電子 作成日:2013年11月15日_記事番号:T00047037

IC設計業界、中国タブレット向け需要急増

 業界関係者によると、最近中国のホワイトボックス(白牌)と呼ばれるノーブランド、無名ブランドメーカーが来年の春節(旧正月、2014年は1月31日)連休に発売する新製品の準備に取り掛かっており、台湾メーカーから▽液晶駆動IC▽タッチコントローラーIC▽アナログIC、光センサーIC──などに相次いで緊急発注を行っているようだ。15日付電子時報が報じた。

 ▽聯発科技(メディアテック)▽聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)▽矽創電子(シトロニクス・テクノロジー)──といった台湾のIC設計業者は、中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休向け需要が振るわなかったことから10月は業績が低迷した。しかし、春節向け調達が前倒しでスタートしたことを受けて11〜12月の業績は上向く見通しだ。

 なお中国や新興国では中国のホワイトボックスが約80%のシェアを掌握しており、コストパフォーマンスの高さや、素早い市場対応を重視するこうしたブランドに対し、台湾のIC設計業者が提供するソリューションは競争力を発揮するという。