ニュース 社会 作成日:2013年11月18日_記事番号:T00047052
15日午前1時(現地時間)ごろ、マレーシア・ボルネオ島北東部、サバ州センポルナ沖の離島、ポンポン島で台湾人夫婦がフィリピンのイスラム武装勢力「アブサヤフ」とみられる十数人の一団による銃撃を受け、夫が死亡、妻が拉致された。17日付蘋果日報などが報じた。
現場は青い海と空に似つかわしくない。ものものしい空気に包まれている(17日=中央社)
死亡したのは夫の許立民さん(57歳)、拉致されたのは妻の張安薇さん(58歳)で、いずれも中国で事業を展開するため上海に住んでおり、12日から休暇でポンポン島を訪れ、宿泊施設「ポンポン・アイランド・アンド・スパ・リゾート・ウォーター・ビラズ」のバンガローに滞在していた。2人は強盗目的で入った武装グループに抵抗し、銃撃されたとみられる。マレーシアの軍と警察は、拉致された張安薇さんの救出に全力を挙げている。
サバ州では、隣接するフィリピン南部を拠点とする武装勢力との武力衝突や誘拐事件が頻発しており、今年2月から3月にかけては、同州ラハダトゥの海岸に「スールー王国軍」を名乗る武装グループが上陸し、マレーシアの治安部隊に鎮圧される事件があったばかりだ。
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