ニュース 食品 作成日:2013年11月18日_記事番号:T00047055
邱文達・衛生福利部長は17日、一連の食用油不当表示問題で回収された食用油2,800トンをバイオディーゼル燃料に転用し、自動車向けや工業用に利用する方針を明らかにした。押収された食用油をめぐっては、悪徳業者によって不当に転売され、市中に流入することを懸念する声が上がっていた。18日付聯合報が伝えた。
衛生福利部食品薬物管理署(FDA)は、直ちに押収した食用油の処分作業に着手し、合計で200万リットルのバイオディーゼル燃料に再利用する方針だ。現在台湾には廃油処理工場7カ所があり、回収された廃食用油はほぼ全量がバイオディーゼル燃料に再利用されている。
衛生福利部などは、17日までに「純粋油」と表示された食用油236種類について、不当表示の有無や着色剤「銅クロロフィル(銅葉緑素)」が含まれていないかどうか調べる作業を終え、50種類が「不合格」となり、全量を押収する措置を取った。うち16種類に銅クロロフィルが使用されていたことが判明した。
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