ニュース 石油・化学 作成日:2013年11月18日_記事番号:T00047057
英国の皮膚科医団体がこのほど、化粧品への使用が合法的に認められている防腐剤「メチルイソチアゾリノン(MI)」「メチルクロロイソチアゾリノン(MCI)が湿疹の原因になっていると指摘したことに関連し、蘋果日報が台湾の量販店やドラッグストアで市販されている▽シャンプー▽リンス▽ボディーソープ▽洗顔フォーム▽トリートメント▽ボディーローション──の99ブランド、1,030商品を調べたところ、シャンプーやリンスの50%以上にMIやMCIが使用されていることが分かった。18日付同紙が報じた。
MCやMCIは耐熱、抗菌の特性があり、さまざまなパーソナルケア商品に使用されている。欧米や日本では8年前にMIとMCIに許容基準値が設けられたが、台湾は来月にもようやく許容基準値が設けられる段階だ。
中華民国消費者文教基金会(消基会)は「政府は住民をロボットの『マジンガーZ』同様に見なし、人が死ななければ問題がないと考えている」と批判した。メーカー各社は既に防腐剤による皮膚過敏の問題に注意を払っており、今後問題の防腐剤の濃度を下げるか別の防腐剤に切り替えることを検討していく構えだ。
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