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元旦の気温10度以下に、寒さで24人が死亡


ニュース 社会 作成日:2008年1月2日_記事番号:T00004706

元旦の気温10度以下に、寒さで24人が死亡

 
 1月1日は気温が10度以下まで落ち込み、台湾各地で寒さを原因とした死者は24人に上った。地域別の内訳は、▽台北市、7人▽台北県、15人▽彰化市、1人▽嘉義県、1人──。2日付蘋果日報が報じた。

 1日の午後6時頃、台湾鉄路管理局(台鉄)の板橋駅(台北県板橋市)の非常階段で、40~50才とみられるホームレスの男性が寝袋にくるまったまま死亡しているのが発見された。身に付けていたのは長袖のジャケット1枚だけだった。彰化市では89才の男性が、宿舎のトイレ内で遺体で見つかった。夜中にトイレに起きた際に転倒、寒さのあまり死亡したとみられている。

 嘉義県では70才の男性が、2枚の服の上にジャケット1枚を着た格好で路上で倒れ、死んでいるのが発見された。警察は凍死とみているが、実際の死因は調査中だ。

 中央気象局は1日低温警報を発表。最も冷え込んだ台北県淡水の気温は8.5度でこの冬最低だった。この寒さは4日の明け方まで続くが、5日には暖かくなるという。