ニュース 電子 作成日:2013年11月18日_記事番号:T00047060
鴻海科技集団(フォックスコン)の中国・鄭州工場(河南省)の従業員が15日、同工場が手掛けているアップルのスマートフォン「iPhone5c」の生産が停止され、全面的に「iPhone5s」の生産に切り替わるとの情報をインターネット上で暴露した。今月後半に切り替えが行われると予測されている。ただ、同工場のiPhone5c生産については停止ではなく減産で、現在週に5万台、1日当たり8,000〜9,000台に減少しているとの観測もある。16日付工商時報が報じた。
観測に対し鴻海は同日、「特定顧客に関する情報には答えられない」とコメントした。
「5c」と「5s」は同時に発売されたものの、データ解析のロカリティクスによると現在世界市場における販売比率は1対2.23、さらに中国の携帯電話販売大手、迪信通のデータでは両製品の販売台数のうち78.6%を5sが占めており、5cの売れ行きの悪さがうかがえる。
なお証券会社は、アップルは第4四半期、和碩聯合科技(ペガトロン)に対する5cの生産委託量を20%近く削減、さらに鴻海に対しては従来の3分の2に減らしたと指摘している。
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